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2018-11

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バッカスの弁明 - 2018.06.21 Thu




薄灯に誘われた夕暮れ

ささやかに

暫し時の扉を閉じ

並を充足になぞらえる


されば帰りは艶灯に溺れ

足元の存在を横目にしつつ

まだ見ぬ夜の先を描き

終焉の地を想う

小さき命の我らよ







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シンシア - 2018.01.10 Wed




不意の風が

あの頃の憧れを運んできた

見慣れない笑顔が

仕舞っておいた感情を揺り起こし

熱を帯び始める



過去の誰でもない人

刻み始めた新生の記憶に心躍る

身の内すべて陽に当てて

日々の軌跡に寄り添っていたい



不意の風が

あの頃の憧れを運んできた

今に溺れて仕舞えるなら

こんな幸せなことはないと思える

そんな一日が愛おしい







Fly me to the moon- Nat King Cole


相性 - 2017.12.11 Mon

 


例えば親から継いだ血液型

BとOの相性が良いなんて誰が言った


または生まれ落ちた月

ふたご座とてんびん座は120度の位置

これも良いなんて嘘ばかり

お墨付きの二人は喧嘩別れした


他人の物差し当てにして

外れて文句も言えまいに

不遇を囲い背を向ける

かくもこの世は生きにくい


自身の物差し捜しては

不朽の森に迷い込み

時代の錯誤抱え込む

さらにこの世は生きにくい





運命の日 - 2017.10.27 Fri

2017年10月26日17時からプロ野球のドラフト会議が始まった。
目玉の一人が早稲田実業高校の清宮幸太郎。
高校通算本塁打数111本という素晴らしい記録を持っている。
父はヤマハ発動機ラグビー部監督の清宮克幸氏。
本来はラグビーをやってほしかったが、一、二年だけと思ってやらせた野球ですぐに頭角を
現してしまった(同年代では群を抜いていた)とのこと。
今回は7球団の競合指名で北海道日本ハムが交渉権を獲得。大谷翔平と同じく大リーグ
を目指しているためポスティングを認めているこのチームは清宮サイドも好感触。入団の
可能性が高い。まずは守備のレベルを上げてレギュラーを獲得してほしい。

その昔、怪物と呼ばれた高校生がいた。江川卓、作新学院高校の投手。当時ドラフトで阪急
(今のオリックス)が指名するも大学進学を理由に入団拒否。大学時にはクラウンライター
ライオンズ(今の西武)が指名するも福岡(当時ライオンズは福岡)は遠いとの理由で
入団拒否。一年後のドラフト前日、クラウンライターライオンズの独占交渉期限が切れた
空白の一日で巨人と契約。これは登録却下されたが巨人はこの年のドラフトをボイコット。
巨人不在のドラフトで阪神が交渉権を獲得。12球団がそろっていないドラフトは無効と
巨人抵抗。コミッショナーの要望で江川は一旦阪神と契約し、即巨人の小林茂とトレード
となった。

今日、清宮幸太郎のプロフィールを見て親近感を覚えたことがある。
誕生日1999年5月25日。おお、私と同じ、もちろん月日だけ。
それで思い出したのが江川卓。彼の誕生日は1955年5月25日。
誕生日占いはあてにならないというなかれ。強運も悪運も運のうち。掴んだ後は自分次第。
江川も随分叩かれたけれど、やはり彼は怪物。大学で酷使した肩で実働9年、通算135勝を
残している。今のプロ野球ではまず無い数字。高校のドラフトで巨人が交渉権を獲得して
いたらと思うと惜しまれる。ちなみに当時の私は巨人ファン。

誕生日のよしみもあり、清宮幸太郎にはぜひ記憶に残る選手になってほしい。
私はラグビーも好きで、お父さんを大学の頃から応援していた。
清宮幸太郎がラグビーをやっていたら、やはり良い選手になっていたことだろう。
血は争えないものだ。


恋心 - 2017.10.21 Sat


君が眠りに着く頃に

僕は君の夢を見る

儚い時代のその君は

僕の知らない微笑みで

心の春を生きている


僕が眠りに着く頃に

君は僕を忘れてる

時間の駆けるその刹那

愛には遠い感情は

置き去りのまま霧散する


悲しみに挨拶すべき僕は

仕舞いの言葉が見つからず

夢の続きを求めている


やがて眠りは僕を見放し

すべては夜の深みにはまってゆく

やはり仕舞いの言葉は見つからない






ミスティ - 2017.08.12 Sat





ネオンの外れを目指していた

見上げた夜空にオレンジの月が

赤い舌をのぞかせている

あれは世をはかなんだ照れ隠しか


歩を進めるにつれ喧騒は遠ざかるが

何処からか生き物の遠吠えがして

少しく胸騒ぎがする


赤い舌触りは現実の狭間を抜け

私に忍び寄る

そのざらつきに心は波立つ


得体の知れない夢酔に確証が欲しく

私はざらつきに手を伸ばす

よしんば触れようとも正体は知れず


見上げた夜空にオレンジの月が

赤い舌をのぞかせている


今し方触れたざらつきは

果たしてあなたの口元か

亜熱帯植物園 - 2017.08.07 Mon





夏の熱波に白む空は

すでに溶け出し

幾分冷ややかな海を舐めてゆく


海面を滑る風はそのまま

生まれ落ちた植物の繁茂を揺らし

丘を散らしてゆく

辺りは亜熱帯と化す


何時だってこの季節に

温室は不似合いだった


役割を終えたドームを見下ろし

幾度も通ったジャングルを想う





※県民に愛された長崎県亜熱帯植物園は、平成29年3月31日に惜しまれつつ閉園しました。



幸せについて - 2017.07.30 Sun



実は陳腐に過ぎるけれど

耳慣れた言葉に込めた

宇宙規模のダイナマイト

それが幸せ


意味をつかむのはそれぞれの感性

私も幸せになりたい

そう誰もが思う


ある人はモアァ ザンに燃え

ある人は足るを知る

千差万別ではあるけれど

モアァ ザンには限りがある


幸せは彼の人々との比較において

生まれ出づる悲しみ

それは人間的弱さの

または強さの発現


人の中に

希望が芽生えたとき

幸せはてのひらでつかめるのかもしれない

その時まで




フランソワーズアルディ  さよならを教えて


恋を数えて - 2017.06.08 Thu


カサブランカで

ハンフリーボガードに憧れ

あんな大人になりたいと思った

愛する人たちを懸命に守り抜く



やがて大人になった自身は

人との域に痛みを感じ

ほど良い着地点に安堵してしまう

ありたいと思ったことも褪せてゆく



時も深まり

やや心根の鈍くなったこの頃

置き忘れた事々が思い出される

喜怒哀楽の残滓が浮かぶ



私の映画は何シーンを終えたのか

できることならば

イルザを救いたい










1968・佐世保 - 2017.05.12 Fri


あの日、ベイエリアは全国から駆けつけた人々であふれていた。

官民織り交ぜた集団は次第に密度を増し、迫る岸壁へ押し寄せた。

そこには巨大錨を砂底に根付かせた悪夢の原子力空母が係留されていた。


メディアは一様に反戦を唱えるけれど、

幾時代もの間、悲しい戦争を繰り返してきたこの国や

近隣地域、その集合体が今の世界であり、

多くが自国防衛の手段を手にした現在では、

その手段の充実こそが戦争抑止力となりつつある。


砂の城は一蹴で崩壊する。

間違いなく、全世界が反戦でなければ本当の平和は成立しない。







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